- 2017.5.30 Tuesday
2017年5月28日、九州大学医学部の百年講堂にて、
講演会が行われました。
未来を明るく照らす「健康高齢者と医療費適正化」というテーマで、
福岡県慢性期医療協会 原 寛会長より、
① 健康目的税の導入 → 生活習慣病に繋がる嗜好品への増税
② 高額薬剤の抑制 → 新たな基準の制定
現在の、医療費増大の原因となっている上記2項目について提言されました。
(参議院議員 元厚生労働副大臣 木村義雄先生)
(参議院議員 小児科医 自見はなこ先生)
お二人の先生からは、現在の医療の状況を踏まえ、議員の立場から意見を頂きました。
その後パネルディスカッションでは福岡県慢性期医療協会 監事、有吉病院院長の有吉通泰先生と、有吉病院理事長の田中圭一先生を交え、
今後の医療の方向性と2025年に向けた課題について議論して頂きました。
年々医療費が増大していき、このままでは未来の子供たちへの負担を強いられる状況を受け、新たな政策への転換と医療提供体制の見直しが必要であることを再確認致しました。